これからの時代はV2Hの時代! EVをお持ち・検討するなら、V2Hシステムの導入も
2023-01-19
カテゴリ:エコライフ
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電力不足は2023年も続く見込みです。
電力不足の問題の対策として止まっていた火力発電所を再稼働してしのぐ対応をしています。しかし、いつまでも古い火力発電所に頼ることができません。災害がいつ起こるか分かりませんので、「もしも」の時に安心な生活ができるために、今の時代は家庭に太陽光発電と蓄電池が必要です。
また、最近の話題になっている「V2H」とは「Vehicle to Home」の省略で、直訳すると「車両から家へ」という意味があります。つまり「V2H」システムは電気自動車(EV等)に貯めた電力を家へ給電し家の中で電気が使えるように電力を変換するシステムです。
V2Hをフル活用するために必要なものは電気自動車、太陽光発電、V2H機器と家です。簡単に言えば、V2Hシステムは車のバッテリーを蓄電池にする機器ということです。蓄電池があれば、EVへの充電がより早くできます。V2H機器がなければ、EVへの充電はできるが、EVからの給電はできません。また、V2Hシステムは「蓄電池」ではありません(本来は蓄電するために作られたものではないので、蓄電できる容量はとても少ない)ので、ご注意ください(現時点では蓄電池もV2Hとしては使えません)。
V2Hのメリットはほぼ蓄電池と同様です。主なメリットは災害時の非常用電源を確保できることと太陽光発電(FIT)と活用すると電気代の節約することが期待できます。
ただし、V2HシステムはEVをお持ちでないとどうしようもないので、EVをお持ちの方や購入のご検討されている方におすすめです。EVをお持ちでない方は、太陽光発電と蓄電システムの設置を強くオススメします。また、導入する前は、対応車種を必ず確認しましょう。
近い将来に蓄電池とV2H機器が一つになればとても便利になると思いますが、今の状況では蓄電池にするかV2Hにするか悩むところですね。もし既に太陽光発電と電気自動車を持っているが蓄電池はまだ持っていない場合は、V2Hシステムの導入も絶対に検討した方が良いと思います。一方、EV等を購入する予定がなければ、まずは蓄電地を検討するのも良いでしょう。
まとめ:
① 太陽光 or 蓄電池 = OK
② 太陽光 + 電気自動車 = OK
③ 太陽光 + 蓄電池 = GOOD
④ 太陽光 + 電気自動車 + 蓄電池 = GOOD
⑤ 太陽光 + 電気自動車 + V2H = GOOD
⑥ 太陽光 + 電気自動車 + 蓄電池 + V2H = VERY GOOD
⑦ 電気自動車ONLY = NOT GOOD
⑧ 電気自動車 + V2H = OK
⑨ V2Hのみ = 無駄
⑩ 太陽光 + V2H = V2Hが無駄
PS. 一戸建てを持っていない場合、全て不要…(やっぱり小さな蓄電池は持った方が良いです)
by きなこ